新井豊吉氏をお迎えして「きょうだい支援に関する学習会」が開かれました。

12月8日(土)、相談支援部主催の「きょうだい支援に関する学習会」が、保護者ときょうだい、教職員の参加で行われました。
平成29年度に続いて、今年度も福井大学教職大学院准教授の新井豊吉氏をお招きして、講演を聞いたり、グループディスカッションで子育てに関する思いや、これから考えていきたいことなど話し合ったりしました。

新井豊吉氏の講演「子育てにおいて大切にしたいこと」では、障害児者のきょうだいが語ったことや支援について、家庭で伝えておくこと、用意しておくことなどについて分かりやすく話してくださいました。(↑ 画像上)

グループディスカッションでは、少人数ならではの温かい雰囲気の中、参加者全員で子育てのこと、将来について心配なこと、自分自身のことなどを語り合いました。子育てやこれまでの自分を振り返る機会となりました。

 アンケートより   

きょうだいに対して、本音で寄り添い、認めてあげることが大事と改めて感じました。障害のある子がきょうだいのものを取り上げ、口に入れることが何度もあり、その度にきょうだいは怒っていましたが、私も「かたづけておかないあなたが悪い」とよく言っています。一度きょうだいの気持ちに心から同情することが、とても大事だと思いました。(保護者)

とてもわかりやすくて勉強になったのでよかったです。無理に頑張らなくていいんだと思いました。とても貴重な話を聞けてよかったです。気持ちは伝えたほうがいいと分かりました。(保護者) 

きょうだいの子はうちの場合は大きくなってしまったけれど、いろいろ我慢させていたことがあったのかな、と反省しました。障害をもっている子と親自身が、生き生きと楽しんで生きていきたいと思いました。(保護者)

☆PTA主催おくえつ夏祭りでは、恒例できょうだい会のイベントも行っています。
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