学ぼう、伝えよう、和の文化☆高等部1年・茶道教室

10月4日(金)、高等部1年生は、福井市から裏千家師範・光戸先生をお招きして茶道教室を行いました。
本校宿泊棟の和室を利用して、茶道とは「ゆったりした心でお茶を嗜むこと」の話から始まり、掛軸や床の間の生け花、菊花をかたどった生菓子の説明を受け、簡単な作法の学習をしてから、実際に薄茶を味わいました。
その後、お茶をたてる経験も行い、みな慣れない手で茶筅(ちゃせん)を握り、真剣そのものの表情で、泡がこんもりたつまで茶筅を振っていました。
お互いにたてたお茶を味わってみて、おいしかった先生のお茶と比較すると「一口目はよかったけど、後が苦かったなぁ」と率直な感想も出て、終始和やかな雰囲気でした。
後半は、ALTの先生も参加して、総合的な学習の時間に生徒が調べてまとめた茶道についての英語の説明に目を通してもらいました。自分たちが和の文化を体験するだけでなく、それを英語圏の方に伝えることを通して異文化体験学習にもつなげる予定です。