きょうだい、家族について今年も本音で語ろう!

「子育てにおいてたいせつにしたいこと」
~家族に何らかの問題を抱えている場合、今年も本音で語りましょう~

12月7日(土)、本校できょうだい支援に関する学習会を開催しました。
新井豊吉先生を招いて開くこの会も今年で3回目になります。参加者22名のうち、3年連続で参加してくださる保護者もいらっしゃるなど「クローズな会」(自分のことを正直に話せる機会で今日話したことはここで終りにして外では話さない)と言う新井先生の言葉の通り、安心して自分のこと家族のことを正直に語ることのできる会となりました。

新井先生からは

障がいがある子の「きょうだい」にとって大切なことは、ありのままその存在を認めてもらえることで、
周りの大人は『あなたも十分に見ているよ、無条件に君が大事だよ』というメッセージを送る続けること。

そんな新井先生のあたたかいお話の延長としてグループディスカッションが始まりました。
時にはハンカチで涙をぬぐいながら語ったり話に耳を傾けたり・・・
最後に、

障がいがある子が今最大限に自分の力を発揮しているんだということを、きょうだいにも周りにも伝え続けることが大切だ。

と御助言をいただきました。

〇「障がいについてきょうだいに説明をすることが大切」(きょうだい当事者として困ったこと)の話を聞いて、一緒に暮らす家族として、見通しをもつためには確かに必要なことだと感じました。

〇できることなら きょうだいが生まれた時に戻ってもう一度子育てができたら・・と思いました。きょうだいにもっと寄り添って生活できたら、愛情が不足していたのでは・・・と後悔してしまいました。これからでもできること、寄り添うことを大切にしていきたいと思います。

〇グループディスカッションでは、他の保護者の方のお話を聞けたり、日頃不安に思っていることを話せたりして大変満足でした。

〇来年もまたこの様な会があるといいな・・と思います。

〇この会を、今日来ていない保護者の方々やたくさんの方々に参加していただけたら、と思いました。